イギリスのジョージアンとヴィクトリア朝の邸宅と日本の住宅事情

Hello!  虎ベルです。

イギリスの建築、それも、18世紀から19世紀に建てられた住宅に魅せられて、ロンドン市内をこれまでとは違った視点で眺めることができたのは、今回の旅の収穫でした。僕は間取りの大きな家が好みなので、特に、惹かれたのはジョージアン終盤とヴィクトリア朝の邸宅です。

Georgian and Regency Architecture (1714-1837)

1830年代のジョージアン終盤の建築は、大きな間取りで、スペースと光の使い方が特徴。Belgravia・Mayfair・Bloomsbury ・Fitzroviaなどロンドン中心部でよく見かける。

 

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Victorian Architecture (1837–1901)

中でも、Grand Victorian House と呼ばれるヴィクトリア朝の邸宅、この住空間は実に素晴らしい。間取りも、窓も大きく、天井が非常に高い。内壁の厚さはモダン建築の3倍は軽くあるだろう。Turretと呼ばれる尖塔や精巧なステンドグラスの窓が非常に魅力的な建物。Knightsbridge・Chelsea・Primrose Hill やHampsteadに多く見られる建物。

築後30年から50年で立て直す日本の家屋はおかしい!

イギリスの家は、外壁や構造の魅力を最大限に維持した上で、機能性や内装を現代水準に改装。非常に美しく・住みやすい住環境を確保している。

ロンドン中心部のジョージアンの建物をアパートにした物件は、オンスィート・3ベッドルームのアパートに£8million(約12億円)の値札がついていた。家は年代物に資産価値がある』とEstate Agent(不動産会社)は言う。

 

短命な日本の家。建築業界の策略か?

僕が見たのは、1830年建築のビルだから築後189年になる。地震のない国だからかもしれないが、まず、建材がしっかりしている。これに比べ、日本の家屋は、飛騨高山の白川郷合掌の家や、寺院仏閣を除くとして、なぜ、僅か30年、長くて50年で取り壊し、立て直すことが当たり前と受け入れられているのだろうか?

大切な地球資源を僅か30年でゴミにして、CO2排出量だってバカにならない

建築業者や建材業者の収入確保のためか?

英国式に考えれば、建物の外観を守り、内部を住みやすい様にドンドンRenovate(英語ではリフォームではなくRenovateと言う)するのだから、業者の収入源はしっかり確保できるはずだ。

日本家屋の短い寿命は、もしかして、収入源を確保するための建築業界の短絡的な策略じゃないか?こんな疑問が湧いたので、Google検索してみた。

僕の疑問に答える動きが、日本にある事を知り、嬉しく思った。抜粋で紹介する。

ZEH(ゼッチ)支援事業は国の補助金制度。地球温暖化が進む中、2030年のCO2削減目標達成の一貫として、住宅部門からのCO2排出量を約4割削減する施策の一つが住宅のZEH化です。補助金額に関しては、環境省や国交省は予算を増枠して請求しているので、増える可能性も。国としては、今後ますます力を入れていく分野でしょう。

出典:夢我が家

日本政府は、ZEH仕様で寿命100年の資産価値のある家づくりを、建築業者を先導しながら、いろいろな補助金を出し、支援しているというのだ。素晴らしい事だ。