オミクロン株

2020年、日本人は頑張ってきた!

パンデミックの最中、東京オリンピックを開催した日本。8月末の週間新規感染者数は159,000人まで大きく膨らんだものの、9月半ばには45,000人まで下げ、11月末には何と、僅か700人。

衛生観念の高さと、しっかりとした手洗いや、他者に迷惑をかけてはいけないという思いやりからマスク着用を習慣とする方々が多い事が、週間新規感染者数 100,000人や、 200,000万人という恐ろしい感染状況を見せている欧米とは全く、逆方向の展開を見せていた事を、僕は、誇らしく思っています。

オミクロン株の市中感染増加中

ここにきて、新規感染者数のうち、市中感染の可能性があるところは、NHKによると、1月4日の時点で18都府県、米軍基地関係での感染経路も報道されています。

アメリカでは1日の新規感染者が1,000,000を突破、週間新規感染者では1月6日現在、4,111,621人(出典: https://www.worldometers)、驚くばかりの数字です。

オミクロンは、デルタなどこれまでのCOVID-19とは異なり、感染してから発症するまでの潜伏期間は3日と短く、接触感染に加え、鼻や喉にまとわりつき、くしゃみ、咳で飛び出しては、空気感染で感染者を広め感染力が強まっているそうです。

理想的な感染対策法

健康は自分で守るしかありませんが、どんなに、気をつけていても、感染する可能性はゼロにする事は不可能でしょう。この現実に向かい、僕は、家族と共にこの対策を実践しています。

  1. ワクチン接種、追加接種を受ける
  2. 常にマスクを着用
  3. 密は避けるが、已む無く人に会う時、人混みにでる時は2重マスク着装
  4. 20秒以上の手洗いと消毒薬を鞄に入れて手を洗えない時に使用
  5. 咳やくしゃみをしている人がいたら、場所を離れる。近づかない!
  6. 自宅に帰ったら玄関で脱ぎ、洗濯機に放り込んで洗い、全身シャワーを浴びる。
  7. 早寝早起きと朝のヨーガで体調を整える
  8. 食事は家で調理、野菜を中心に体が欲しがるものを頂く
  9. 笑顔で過ごす!

みなさまには、どうぞ、お健やかにお過ごしください。

今回のパンデミックは、自然や地球を守るためのメッセージだ!

皆さんは、自粛生活、如何、お過ごしですか?

僕は、自然環境が本来の姿を取り戻しつつある姿に、とても、満足感を覚えています。

飛行機で行きたいところへ行き放題。乗りたい車に乗り放題。冷暖房はつけ放題。新型コロナウイルス前には全く、気づかずにいた事ですが、僕一人で、結構、CO2排出に貢献し、地球環境を汚染していたと思います。

パンデミックによるロックダウン。水際で感染を抑えるための2週間の隔離などを原因に、人の移動が激減し、世界的な経済活動も停滞。その途端に、CO2排出量が大幅減。米航空宇宙局:NASAの観測データは、米国のニューヨークの大気は、2005年以来、最も汚染度が低く、フランスのパリでは46%も、大気汚染のレベルが軽減した数字を公表しています。

大気汚染の激しいインドでは、ヒマラヤ山脈が離れた場所から眺望できたそうですよ。これ、考えられない。

何故って、僕が旅した三年前のインドのデリーの空は、昼間でも、薄暗い灰色。友人にすすめられて、マスクをして、汚い空気を吸い込むことを避けていたことを思い出しますよ。

ベネチアでは、運河の透明度が高まり、魚の姿が見えたり。ナポリ沖には、イルカが気持ちよさそうに戯れる姿が報道されていました。

人間は、なんて、傲慢な生き物なのだろうか。

地球に君臨する王室のように振る舞い続けたきた人類。利便性のためには、石化燃料を燃やし続け、CO2を大気中に放出し続ける。

海は、不要品のゴミ箱扱いだ。ウミガメが捨てられた網が体に巻きつき、泳げずに命を落としたり、汚水を海に流し続け汚染し、地球温暖化による海水温度上昇でサンゴ礁も白化し、美しい自然を失い続けてきた愚か者。

今回のパンデミックは、自然や地球を守るための、宇宙からの、神からのメッセージになった様だ。

ポスト・コロナも化石燃料の使用を抑えて、みんな、一緒になり、大気汚染改善に貢献してゆこうではないですか!

南極で観測史上最高の18.31C、海面上昇で人類は生き残れるのか?

地球温暖化 モルディブ

WMO、南極で史上最高気温を観測

World Meteorological Organization (WMO)、世界気象機関 は、今年のバレンタインデーに、 南極の極北地、Esperanzaのアルゼンチンのリサーチ基地で、南極で観測史上最高の18.31C を記録したと発表している。

地球の温暖化がここまで進んでいることを知り、恐怖を感じたのものだ。

南極の氷床や氷河が溶け出し、このままでは、急速に海面が上昇することもあろう。

懸念される恐ろしい現実に直面している人類。大好きなモルディブのサンゴ礁も、海の中沈んでしまうことだろう。

東京都は生き残れるか?

WHOによると、世界の海面は少なく見積もっても3メーター以上、上昇するという。埋立地の多い東京都心部、その標高を国土交通省の国土地理院のホームページで調べてみた。

出典:国土地理院技術資料東京都区部とその周辺 【技術資料D1-No.777】

 

  • 黄緑が3メーター以上4メーター未満で、海面が上昇したら海岸線になる地域
  • 青緑が2メーター以上3メーター未満で、海面が上昇したら水没する地域
  • 青は全て水没する

首都圏全滅の感が否めない。

南極の氷河が全部とけたらどうなる?

大体、豪州の2倍の面積をもつ南極大陸。年間平均気温は南極大陸の海岸線で−10度前後、南極大陸内地では−60度に達する極寒の地で、風が強くドライな気候だ。

地球の温暖化を止めることができず、極限まで行けば、厚さ4.8kmに及ぶ氷床が全て解ける。結果、海面は60メートル上昇するそうだ。

国土地理院の上述の資料では、大雑把にみて、黄色とオレンジ色の市町村が生き残り、緑・青エリアは全て水没してしまうことになる。

今からでも遅くない。できることをやってみようと思う。

個人にできる事は、CO2削減できるゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)に建て替えるしかあるまいと考えている。このサイトの記事が分かり易く、ZEHの勉強をさせてもらっている。みなさんにもお勧めしたい。

世界の海洋で酸素が不足しているって?

地球温暖化 海洋生物

世界の海洋で酸素減少

IUCN (=International Union for Conservation of Nature and Natural Resources)、国際自然保護連合による、研究が発表された。この新研究によると、急激に問題が表層化している気候変動問題や、プラスチック問題、水質の汚染が原因になり、過去に例をみないペースで海洋中の酸素が失われ、海洋生物の多くの種が、絶滅に危機にさらされている。というのだ!

同保護連合の研究によると、世界の海洋に見られる、いわゆる低酸素スポットの数は、1960年には45カ所だったものが、なんと、現在では、700カ所以上にのぼるという事だ。

人間はなんと罪深いことか

海水は温度が上がるほど、含むことができる酸素量が減少する。この科学構造は知っている。

科学者による長年の警告を受けて、地球温暖化による海水温度が上昇していることも知っていた。それなのに、企業の収益性やら、無責任な国々の海洋汚染物垂れ流しや、CO2レベル削減を無視した電力政策や会社経営を続けてきたのだから。

自分らが呼吸できる大気中の酸素があって、自分さえ呼吸できれば、海洋生物が呼吸できなくてもいいというのだろうか! 家庭でエコ・フレンドリーな洗剤を使い、マイバックを使い、国内での移動は、飛行機よりは電車の生活を続けてきたが、個人でできることには限界がある。

人だけの地球・宇宙ではないのだ

仏教には、草木国土悉皆成仏(そうもくこくどしっかいじょうぶつ)という言葉がある。

人だけではないのだ。動物、海洋動物、植物、鉱物さえ、自然界全てが、宇宙の声。 草木国土悉皆成仏。人は動物や植物を、どれほど、己の我欲のために犠牲にすれば、気づくのだろうか?

CO2削減は進んではいないのだ

温室効果で、海水温度がこれ程までに上昇している昨今、 海の中の酸素量がどんどんと低くなり、海洋生物の生存が危ぶまれているというのに、国や企業はなんと、無責任なことか。人というのは、なんと、罪深いことか。

サンゴ礁が死に、白化した哀れな姿が報道されて久しい。

サンゴは二酸化炭素の量が増えると白化するからだ。真っ青な海に輝く、色とりどりのサンゴ礁。その間を心地よく、楽しそう泳ぎ回る色とりどりの魚達。僕が見たモルディブの島々の、天国のような美しさは、今、どうなっているのだろう。

フロリダでで出会ったあの愛らしいイルカたちはどうなるのだろうか。

地球温暖化 海洋生物

愚かなり。愚かなり。なんと、罪深いことか。

10年後の地球は、はもう別の姿になっているのだろうか。

地球温暖化が止まらない。本当にCO2削減で地球が救えるか?

地球温暖化対策を訴えるスウェーデンの16歳、グレタ・トゥーンベリさん。

16歳の女の子が、世界の指導者をコケ落とす。環境問題を掘り下げ、科学的根拠を裏付けに、金儲けの視点、で環境問題をなおざりしている大人たちは許せぬ!と怒りの発言。

たった一人で、行動を起こし、デジタルで発信。SNSで拡散して、世界中の若者たちが同調して、サポーターが増えてゆく。凄い時代になったものですね。

温暖化といえば、各国のCO2排出量の比較を、最近は、良く目にする。

日本は、まだ、まだ、火力発電に頼っている。この弱みがある。家庭部門のCO2は低水準だが、産業部門のCO2排出量が多いのが頭痛の種だ。 石炭エネルギーセンター(JCOAL)の北村 雅良会長によると、石炭からカーボンフリーの新エネルギーを生み出す々なプロジェクトを立ち上げ、研究がかなり、進んできているという。その成果を期待したいところだ。

一方、フランスの産業部門のCO2排出量が低いのは、原子力発電に頼っているからにすぎない。僕に言わせれば、こちらの方が問題。廃棄物をどうするんだろう? 日本の3.11の例がある様に、思いも掛けない天災で問題が生じる可能性ばかりか、ドローンが武器になる今日この頃、世界的な紛争に巻き込まれたら、一体、この原子力発電所を守る事ができるのだろうか?

人とはなんと愚かな生き物だろうか。温暖化という言葉を聞いて、30年は経つだろう。元を辿れば、イギリスの産業革命。石炭・石油といった化石燃料を使い始めた、1850年頃から蓄積されてきた問題だ。科学者の間で始めて、世界規模で議論され、発表されたのは、豪州フィラハで地球温暖化を考える世界会議。1985年の事だ。

CO2排出量だけでなく、地球という我が家を守るためには、原子力発電に頼りすぎる国家こそ、問題になるのではないかね?

イギリスのジョージアンとヴィクトリア朝の邸宅と日本の住宅事情

Hello!  虎ベルです。

イギリスの建築、それも、18世紀から19世紀に建てられた住宅に魅せられて、ロンドン市内をこれまでとは違った視点で眺めることができたのは、今回の旅の収穫でした。僕は間取りの大きな家が好みなので、特に、惹かれたのはジョージアン終盤とヴィクトリア朝の邸宅です。

Georgian and Regency Architecture (1714-1837)

1830年代のジョージアン終盤の建築は、大きな間取りで、スペースと光の使い方が特徴。Belgravia・Mayfair・Bloomsbury ・Fitzroviaなどロンドン中心部でよく見かける。

 

こちらの記事をご覧ください

The Travellers Club, 106 Pall Mall 訪問 食事編

Victorian Architecture (1837–1901)

中でも、Grand Victorian House と呼ばれるヴィクトリア朝の邸宅、この住空間は実に素晴らしい。間取りも、窓も大きく、天井が非常に高い。内壁の厚さはモダン建築の3倍は軽くあるだろう。Turretと呼ばれる尖塔や精巧なステンドグラスの窓が非常に魅力的な建物。Knightsbridge・Chelsea・Primrose Hill やHampsteadに多く見られる建物。

築後30年から50年で立て直す日本の家屋はおかしい!

イギリスの家は、外壁や構造の魅力を最大限に維持した上で、機能性や内装を現代水準に改装。非常に美しく・住みやすい住環境を確保している。

ロンドン中心部のジョージアンの建物をアパートにした物件は、オンスィート・3ベッドルームのアパートに£8million(約12億円)の値札がついていた。家は年代物に資産価値がある』とEstate Agent(不動産会社)は言う。

 

短命な日本の家。建築業界の策略か?

僕が見たのは、1830年建築のビルだから築後189年になる。地震のない国だからかもしれないが、まず、建材がしっかりしている。これに比べ、日本の家屋は、飛騨高山の白川郷合掌の家や、寺院仏閣を除くとして、なぜ、僅か30年、長くて50年で取り壊し、立て直すことが当たり前と受け入れられているのだろうか?

大切な地球資源を僅か30年でゴミにして、CO2排出量だってバカにならない

建築業者や建材業者の収入確保のためか?

英国式に考えれば、建物の外観を守り、内部を住みやすい様にドンドンRenovate(英語ではリフォームではなくRenovateと言う)するのだから、業者の収入源はしっかり確保できるはずだ。

日本家屋の短い寿命は、もしかして、収入源を確保するための建築業界の短絡的な策略じゃないか?こんな疑問が湧いたので、Google検索してみた。

僕の疑問に答える動きが、日本にある事を知り、嬉しく思った。抜粋で紹介する。

ZEH(ゼッチ)支援事業は国の補助金制度。地球温暖化が進む中、2030年のCO2削減目標達成の一貫として、住宅部門からのCO2排出量を約4割削減する施策の一つが住宅のZEH化です。補助金額に関しては、環境省や国交省は予算を増枠して請求しているので、増える可能性も。国としては、今後ますます力を入れていく分野でしょう。

出典:夢我が家

日本政府は、ZEH仕様で寿命100年の資産価値のある家づくりを、建築業者を先導しながら、いろいろな補助金を出し、支援しているというのだ。素晴らしい事だ。

The Travellers Club, 106 Pall Mall 訪問 食事編

Hello!  虎ベルです。

僕のビジネス仲間に夕食の招待を受け、幸運なことに、The Travellers Clubで食事をする機会に恵まれた。前回に続き、紹介します。

上の階にあがり、クラブメンバー用のダイニングルームに移動、窓際の席に案内されたのだが、非常に大きな窓から若干の風が入り、寒さを感じる程だ。その様子をみていた友人のA氏が、ウェイターを呼んでこの大きな窓を閉めてくれた。流石、イギリス紳士は気遣いがちがうと感心したものだ。

A氏の解説によると、真ん中の大きなテーブルは、一人旅の多いビジネス・トラベラーが、食事をしながら他のクラブメンバーと、様々な情報交換をするために設けられているという。今と違って他国の情勢などはこういった形で、人から人へ伝えられたのだろう。男性同士のネットワークが貴重なインフォメーション・ソースだったわけだ。

食事をオーダーしたが、ここのメニューはかなりシンプルだ。EUに参加してからレストランのクオリティーが格段にレベルアップし、英国人の味覚も良くなってきているのは事実なのだが。

クラブミートの前菜は、キューリの薄切りをアクセントに使い、味気ないマヨネーズで和えた一品だった。正直な感想は、不味くはないが、家でも作れるよね。これ。といった感じ。

格調高いThe Travellers Clubでの食事なので、僕の期待値が高すぎたためだろう。

だだ、このダイニングルームは品格があって美しい。A氏によるとGeorgianの建物だそうだ。うまく表現できないので、ホームページから写真をお借りした。

写真:The Travellers Clubのホームページより拝借

 

この建物は、Georgian and Regency Architecture (1714-1830)末期の建物だという。イタリアのフローレンスにあるRaphael’s  Palazzo Pandolfini を模し1826以降に着工されたらしいが、イギリスの建築物の中で、この後期ジョージアンの建物に、僕は惚れ込んでしまった。

ちなみに、Georgianの中ではさらに、Regency style (from 1811 to 1820) というのもあるらしい。首相官邸の10 downing streetもジョージアンだとA氏に教えてもらった。

面白い。少し、建築物を見て回ることにしようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

The Travellers Club, 106 Pall Mall 訪問

ご無沙汰しています。

あれから一度、帰国して、また、ロンドンに戻りました。やはり、英語圏が楽ですね。イギリスは、BREXITですっかり、権威を喪失し、リーダー不在の情けない側面を見せていますが、過去の伝統は、未だにしっかり守っている国ではあると思います。

僕のビジネス仲間に夕食の招待を受け、The Travellers Clubのレストランで食事をする機会に恵まれたので、紹介します。

ロンドンには今でも、Gentlemen’s Clubがかなり残っていて、その一つが今回、お邪魔した The Travellers Club.(106 Pall Mall にあります)。National Galleryから歩いて行ける距離ですね。ここは、ジェントルマンズ・クラブの中でも、特段、歴史と格調のあるクラブで、王室関係者・外交官・ビジネス関係者が主要メンバーとの事だ。

新規メンバーになるには、二人の既存メンバーの推薦を受けた紳士(a gentleman to be proposed and seconded by two existing Club members)との条件があり、かなり難しいらしい。

さて、内装だが、かなりOut of Date。入り口を入って、左にあるクロークは、おそらく、ビルマ辺りの出身と思われる小柄な男性が受け付けてくれて、コートや手荷物をあづかり、友人を呼んでくれた。だが、正直なところ、ここには高級感は全くない。

友人Aは背が高い。右手をかざしながら、笑顔で迎えてくれ、中を案内してくれた。Aの格調高い英語を聞きながら、マホガニーの色調に包まれると、かつての大英帝国の格式を感じてしまう。Libraryは格調高く、素敵な空間だが、今でも女性立入禁止との事。ちなみに、女性はクラブメンバーのゲストとして、クラブで食事をしたり、お茶をする事はできるそうだ。

リフトと呼ばれるエスカレーターは年代物で、ギシギシと音がした。歴代の主要メンバーやパトロンの肖像画や、彫刻も多く目にしたが、今回は残念ながら、駆け足。一度、ゆっくり、鑑賞したいものだ。

ここは、静かな場所に位置していて、Lower Ground Floorでジンをいただいた。この場所からは、建物の内庭を経由してGardensにつながっているから、ゆっくりとお酒をいただきながら、外気に触れるのはとても気持ちがいい。携帯で写真などを撮れる様な雰囲気では全くないので、言葉で表現させてもらった。

さて、食事のことはまた次回に・・

 

 

イギリス ロンドンから南。宿泊ホテルを選ぶ

Hello! 虎ベルです。

ニュー・フォーレストで宿泊するホテル。イメージ通りの場所にある、なかなかいいホテルを見つけました。

今回の旅。絵のテーマは、馬・自然・森・光。やっぱり、自然の中の静かなホテルを探そう。たどり着いたのが、Fab5心と体の健康 というサイトでした。

美と健康に関する情報サイトだが、イギリスの田舎風景が、目に浮かぶ。イメージを引き出す様な文章で、結構、面白い。ニュー・フォーレストでは、海に近いイングランドのお屋敷風なホテルと、森の中の自然派ホテルが紹介されてます。

僕は、森の真ん中に位置するホテル Lime Wood を選びました。静かで、なかなかいい。

ハイドロ・プールで疲れを癒し(本当だ。目の前に樹齢の長そうな大木の森が広がってるぞ!)、スチーム・ルームでしっかりと汗を流し、200m程、泳ぎました。全身マッサージを頼んだら、首肩がコチコチ!慣れない土地で、けっこうストレスを抱えてた様です。スッキリ、生き返りました。

旅のサイトは、日本語も英語もかなりの数がある。このサイトは、大人の旅人が、ゆったりと、心地よく過ごせる宿を、実際の体験に基づいて書いてる数少ない、現地、発信型の情報サイトだと思います。欧州への旅を考えているなら、参考になりますよ。

初日の夕食は軽めにしました。このサイトが勧めていた海苔ロールと、イン・ハウスで燻製したというサーモンを注文。やー、この海苔ロール、メチャうまかった。

野菜中心のヘルシー・フードに、ヘルシー・ドリンク。高血圧や心臓に効くという青汁ジュースを注文。飲みやすくて、結構、美味かった。材料は、ほうれん草にリンゴ、レモン、生姜、キュウリが入っているのだとか。

元気が出てきたので、明朝は早起き。ゆったりと絵を描きたいと思ってます。

ニュー・フォーレスト国立公園 空気はいいし、自然が一杯。イギリスは田舎がいいな。

Hello!  虎ベルです。

レンタカーで、慣れているLexusを借りて、いよいよ、ニュー・フォーレスト国立公園に向かいます。

AA route plannerというサイトで、予め、道順をチェック。日本と同じ左側走行なので、イギリスでの運転は楽ですよ。気をつけるのは、交差点の真ん中に島があったり、円が描かれている時には、右側から入る車を優先させるRoundaboutくらいかな。

M3を使って、M27を西に向かい、ロンドン市内から80分で到着。意外に近い!道も混まずに、快適なドライブでした。

New Forestという道標を目にする頃には、すでに、道路の両側は森が続き、かなり樹齢の長い木々のトンネルを抜けて行く感じ。目の前にはヒース原野が広がっています。道路にも馬がいるから、もう、30マイル位でゆっくり走るしかない。

ちょっと、車を止めて歩く事にしました。馬がいる。ロバがいる。牛がいる。凄えなあ、はなし飼いなんだ。

動物が放し飼いだ!

ちょっと見にくいけど、写真の上に見える白いラインは車道です。そう、車が行き交う道。こんなに自由に放牧されているのか・・それとも、野生の馬なのか・・・

ニューフォレスト国立公園の公式サイトで調べたところ、昔からの伝統で、コモナーという地主さん達に、属する動物なのだそうな。Common Rights付きの土地を持つ、大地主さんか。金持ちが多いのかな。そういえば、こんな片田舎なのに、フェラーリの大きなショールームがあったな。

空気はいいし、自然がいっぱいで、気分は最高!

やっぱり、イギリスは田舎がいいね。

今日は日のある内に、Lyndhurst – Beaulieu – Limington -Brockenhurst – Burley 主だった村を、Lexusを使って、ゆっくりと見て回ります。この国立公園は小さいから、ずっと回ったって、高が知れてる。絵を描くのにピンとくる場所を見つけるぞ。

では、また、ご報告します。